お目に留めていただきありがとうございます。
シルクの糸を桜染めして織りあげたストールです。
桜染めは桜の枝を何度も煮だして桜の染め液を作ります。
今回，媒染には椿を燃やした灰を水に混ぜて沈殿させた上澄みを使っています。
とても春らしい色合いの糸に染まりました。
濃淡の色を染めましたので，グラデーションになるように織りました。
遠目には無地のように見えて，近くで見るとほんのりとしたボーダーになっています。
経糸も濃淡2色を使っています。きっちり二つに分けずに，真ん中ストライプにして濃淡を入れ替えています。
光の加減で色合いが変わって見えます。
外で日の光で見ると明るい白よりのピンクに，屋内など暗い所ではややオレンジ寄りになります。
薄い透け感のある織り地になっています。
夏は紫外線対策に…
冬はコートのインにするのがおすすめです。
畳めばコンパクトにバッグにしまえます。
桜モチーフのストールピンとのコーディネートの写真をご参考に載せました。
自然素材を天然の染料で染色しておりますので、再販で同じように染めましても同じ染め具合にはなりません。
ご自宅でお洗濯なさる場合は、絹製品の洗える洗剤を用い手洗いでお願いいたします。他のお洗濯物と一緒に洗いますと、色移りの可能性がございますので単独でのお洗濯をお願いいたします。
風通しの良い日陰で乾燥させてください。天然素材・天然の染料なので，直射日光で干すと色が薄くなってきます。外出中に当たる日光はご心配なさるほどではありませんが，天然染料として楽しんでいただければ幸いです。
ご使用中に糸が切れたり破れたりした場合は，目立たないように修復できる場合もございますのでお気軽にご相談ください。
