紐に下げて持ち歩くのではなく、机の上などに置いて正確な時間を計るための時計です。
クォーツや電波時計がない時代の時計屋さん用の「標準時計」として、また列車の運行を支える「鉄道時計」として使用された、大きくて見やすく、とても精度の高い時計です。当時の電話交換手が通話時間を正確に計るために使用したことも知られています。
ほぼ正確に稼働しています。
リューズを一杯に巻いて稼働状況を2回チェックしました(電波時計との目視による)。
・1回目:約34時間20分稼働、日差(24時間後)±0秒。
・2回目:約38時間08分稼働、日差(24時間後)±0秒。
室温、その他の環境で多少の誤差が生じる場合もあると思いますのでご理解ください。
文字盤記載の「SECOND SETTING」は秒針まで合わすことができることを示しています。リューズを引き上げると、秒針が0の位置まで動いて止まります。長・短針をを合わせリューズを戻すと動き出しますので、秒までの時刻を簡単に合わせることができます。
「DIAFLEX」は切れにくいゼンマイを使用していることを表しています。
本体の風防ガラスや文字盤、枠には目立たない程度の細かな傷、2か所小さなメッキの劣化(画像4,6の矢印)がありますが、65年ほど前の昭和の時代の時計とは思えない綺麗な状態だと思います。
純正の木箱は多少の傷はありますがきれいな古色が出ています。中の布の部分は退色が見られます。木箱に機能的な不具合はありません。
本体、木箱の状態に関しては写真でご確認ください。
状態につきましては出品に当たりチェックいたしましたが、万一見落としがあった場合はご容赦ください。
NCNRでお願いいたします。
【実寸サイズ】
本体) 直径:約6.0㎝、 厚さ:約1.5㎝、 重さ:約158g
木箱) 縦:約12.3㎝、 横:約9.2㎝、 高さ:約3.9㎝
送料はこちらで負担いたします(匿名配送)。