加藤無線飛行機(MK)の40年ほど前の新品キット、マジック40(MAGIC40)の出品です。写真撮影のため箱は開けましたが中身は取り出しておりません。束ねている輪ゴムも劣化切断しているのでそのままにしております。いまではかなりレアな模型工芸品レベルの機体です。
ハンノ プレトナー氏の初期の設計機体です。当時強度と軽量化のためFRPボディを採用したことでも話題となりました。コスモス、オーロラ等、成家氏の機体が登場する以前のMKの機体ですね。F3Aモデルとしては大変特徴的、個性的なスタイルをしております。尾翼に反角が付いており、曲技モデルとしては非常に安定感が有り飛ばしやすかったことを記憶しております。ちなみにFUJIの40
RC/BBで飛ばしておりました。
値札もそのまま付いています。大卒初任給が10万円に満たない時代ですから結構高額でしたね。これにプロポ、エンジン諸々ですから…私が2機購入した内の1機です。各所に記載されている通り、バルサキット未経験の方には飛行はおろか製作することもできません。万が一経年劣化による使用不能バルサパーツが有る場合には自作補填する技量が必要です。当時のバルサキットはラジコンカーやRCヘリの製作とは次元の違う難しさがありますのでその辺のことも考慮してください。
「絶滅危惧種」である加藤のバルサキットですが、私は「コレクター、古物商」ではなく「ラジコンフライヤー」ですので、できましたらキット保存ではなく製作飛行させていただきたい願いを込めて「送込みで安く」出品しますので宜しくお願い致します。