ご覧いただき、ありがとうございます。
-仕様-
◎32000番台の黄金期オールドヘインズフルート
◎総銀製ハンドメイドモデル
◎14Kゴールドリッププレート
◎リングキー(インライン)
◎Eメカ無し
◎ソルダード・トーンホール
◎pointed key arms
◎管厚 / 0.014インチ
◎Aisレバーは現代主流のBb shakeです。(古いシステムのB/C trillではない)
◎ピッチ / a440と思うが442可能。(下記の説明参照)
◎H足部管(ギズモキーなしだがHighCなど4オクターブ目も楽に出ます)
◎ケース / オリジナルではない
◎アンブシュアホール / 約10 x 約12 mm.
◎Sounding length / 約633 mm.
◎重量 / 約422g
★詳しい内容をビデオで見られます。下記のYouTubeアドレスより動画をご覧ください。
https://youtu.be/S5_Ikdp1nac
★この楽器を使用して演奏してみました。下記のYouTubeアドレスよりご参考ください。
・https://youtu.be/TzOlh_YGgcw
・https://youtu.be/Nfn0C0EEKiI
-説明-
改造のない完全なオリジナルで、2019年9月にオーバーホールもしています。
その後、定期的に調整をしながら、至近の調整は、2021年8月です。
調整からまだ日が浅いので、今、最高にいい状態です。
これ以上のオールドヘインズ、ハンドメイドモデルは、
そうはないと言ってもいいほどの良い状態です。
この楽器の特筆すべきは、この時代では希少な、
リッププレート14Kゴールドの仕様だということです。
オールドヘインズ独特の潤いと甘さのある音色が、ゴールドの艶やかさも加わって、
どこまでも遠く、響きが浸透していくのを感じられます。
ピッチは、年代的にa440だと思いますが、a442かもしれません。
僕は5mmくらい抜いて442がとれています。
オールドフルートの最も懸念されるピッチ低い問題は、極端な奏法をしていなければ、
この楽器に関しては心配ないと思います。
(もちろんa445などのハイピッチの楽器ではありません)
スターリングシルバーの変色がありますが、メカに支障のない程度におさえられています。
60年近い、これまでの奏者の歴史や音色の記憶を失うのが嫌なので、
僕はオールドフルートをオーバーホールする際、
変色を完全に落とすことは避け、
メカへの影響や腐食の恐れがある部分だけを取り除く程度に磨いていただいています。
安定した状態で演奏レベルにありますので、できれば、コレクションというより、
吹いていただける方に、この素晴らしいヘインズの歴史を引き継いでいただければ嬉しいです。
きちんと整備、管理され、演奏家が使用していた楽器として納得いただき、喜んでいただけると思います。
ジョイント合わせのためのピンクのマニキュアは除去できますが、出荷時に再度ご希望をお聞きします。
ただ、除去すると、その部分だけ銀の色が逆に目立つため、
そのままでお納めし、極端に位置が違う場合にご自身で除去する方が無難かもしれません。
(除光液で簡単に落ちます)
当方喫煙しませんし犬猫もおりませんので、タバコやペットの臭いなども心配ありません。
中古楽器によくある、長年押入れの奥に眠ったままでカビの匂いがついたような楽器ではなく、
ほぼ毎日吹いて、現役で活躍している楽器です。
ご質問があればご遠慮なくお申し付けください。
良いご縁があれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(2021年 8月 14日 12時 40分 追加)
製造番号から推察すると、1963年製だと思います。
(2021年 8月 22日 12時 41分 追加)
ジョイント部分の写真を追加します。下記のURLからご確認ください。
https://otomigaki.com/haynes.html
(2021年 8月 14日 12時 40分 追加)
製造番号から推察すると、1963年製だと思います。
(2021年 8月 22日 12時 41分 追加)