・刀身
江戸時代中期・元禄年間頃、相模國の刀工「綱 廣」と伝わる平造り寸延べ短刀です。刀身の状態は砥ぎ身で地鉄は小板目よく摘み地沸きつき、刃紋はやや湾れこころのある直刃に足入った刃紋です。帽子は直ぐに尖り返り、中茎は舟形茎で茎先刃上がり栗尻で勝手下がりの鑢目が不明瞭ながら見えます。
・状態
刀身の状態は差し表切先に擦れがあり、また真ん中辺平地とハバキ元平地に鍛え疵があります。差し裏はハバキ元近くの平地に、若干の地疲れと鍛え疵があります。その他は刃切れ、膨れ、撓え、刃毀れ、錆、曲がり等はありません。
・拵 え
小柄櫃を設けた黒蝋漆塗りの鞘には、武田菱家紋の蒔絵が表裏に入っています。柄頭・合口・栗形・裏瓦・責め輪・鞘尻を金泥漆塗りにしています。合口造りの柄は出し鮫貼り黒漆塗りで、龍文目貫が付いています。家紋入りの腰刀拵え模して、職人の手により時代拵びオリジナル創作に近代及び現代に本漆塗にて造られた拵えです。※写真の小柄は撮影用のダミーで本品には添付いたしませんのでご注意ください。
☆参考サイズ・ダミー小柄袋及び笄・馬針袋寸法(cm全長×袋長×袋幅×袋厚さ)
・小柄袋大(短刀・寸延べ用)21.0×9.5×1.4×0.45
・登録 山梨県 第2769号 昭和29年9月6日交付
※山梨県教育委員会にて確認済
・銘 「無 銘」
・刃長 一尺一寸四分(34.5cm)
・反り 一分(0.33cm)
・目釘穴 1 個
・元幅 3.05cm
・元重 0.65cm
・茎重 0.70cm
・拵え全長 51.5cm
・鑑定書等 未鑑定
・発送荷物サイズ 100cm
★☆★最近、落札後に連絡が無いなど悪戯入札が増えている折から、評価の低い方や新規(0評価)や一桁評価の方、また悪い評価のある方は、誠に申し訳ありませんが終了直前でも入札をキャンセルさせて頂く場合があります。
上記内容で真面目に入札される意思のある方は、是非とも事前に質問欄にて連絡頂ければ前記評価の方でも公正に対処させて頂きます。
また落札直前の入札キャンセル依頼は一切受付いたしません。
落札後の連絡及び決済入力は3日以内にお願い致します。決済遅れる場合には必ず取引ナビメッセージ欄で連絡を下さい。
連絡なき場合はお取引を中止し、次点落札者へ落札権利を委譲致します。
※落札品に対する領収書の発行は一切お断りしております。★☆★
※御落札の節は商品の中に登録証とともに所有者変更届けを同梱してあります。御署名押捺のうえ同封の封書にて銃刀法で定められた20日以内に、該当教育委員会へご提出ください。
質問には出来るだけ応じますので、不明の点は必ず確認し落札後はノークレーム・ノーキャンセル・ノーリターンで宜しく御願い致します。登録証・鑑定書などの不正がある場合は返品可能ですが、それ以外の理由ではお引取りは出来ません。刀身は古い物なのでヒケや錆、小疵などある場合がありますので異常に神経質な御方の御入札は御遠慮下さい。