森田十雨は高麗茶碗の名手として数々の作品を世に出してきた天才陶芸家と言われる人物のひとりです。1922年に鳥取県に生まれた森田十雨は、2代
森田統(おさむ)と言いました。左のぐい呑みは、まさに柿の蔕(へた)のように詫びたる情景が心に染み入るような出来の良い逸品です。右は黄伊羅保で伊羅保という名は、ざらついた肌がいらいらしているところからついたという説もあり、素地は褐色の砂混じりの土で粘りけがある。黄釉を掛け分けて見どころを意識的に作ったり、茶の湯で用いやすいように様々な工夫が施されているようです。サイズは柿の蔕(左)口径約7Cm 高さ約4.1~4.2Cm黄伊羅保(右)口径約6.9~7.1Cm 高さ約3.6~3.8Cm桐の共箱は有りますが底に作者名とか柿の蔕とか黄伊羅保等々の個人の記載があります。状態は問題ないと思いますが写真はスマホであればかなり拡大できますのでご確認頂ければ幸いです。また色合わせは良くしましたがモニターメーカー違いによる見え方違いも有りますのでご理解願います。又同じような骨董品関係も沢山出品してますので私の他の出品もご覧ください。