ヴィクトリア時代初期に作られた貴重なローズカットダイヤモンドリングです。
太陽の光やロウソクの光の下で、控え目ながらも上品で優雅に煌めくローズカットダイヤモンドは、主に17世紀半ばから19世紀(1800年)半ばにかけてのジュエリーに用いられました。
当時のヨーロッパは、まだ電灯が発明されていない時代。宮殿で開かれる夜の宴のキャンドルの灯りでも、優しくゆらめくローズカットは、貴族たちに好んでつけられていました。
周りの小さなダイヤに内包物が見られますが、
中央のダイヤ2石はサイズが大きく、内包物もほとんど見られません。同時代のリングと比べても大変綺麗な状態だと思います。
数回のみ着用しました。
この時代のリングは、刻印がないものが多く、念のために出品前に鑑定に出したところ、16金でした。鑑定書もお付けします。
近年、アンティークジュエリーは想定以上に値上がりしており、専門店では100万近くになるでしょう..
200年の歳月を経て大切にされてきた西洋アンティークリングとの一期一会。
この機会はいかがでしょうか。
材質···ゴールド
カラー···イエロー