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Eriosyce eriosyzoides エリオシケ・エリオシゾイデス 黄冥玉 (≒クンツェイ、光輝玉)チリ カキ仔 発根済 ホリドカクタス ヒルホカクタス

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販売情報
  • 販売価格

    7800円

  • 入札件数

    1

  • 開始価格

    7800円

  • 出品個数

    1点

  • 商品状態

    やや傷や汚れあり

  • 返品

    返品不可

  • 開始日時

    2023年12月9日 22:38

  • 終了日時

    2023年12月16日 22:38

  • 早期終了

    あり

  • 自動延長

    あり

  • あり

販売者情報
  • 出品者ID

    aqua_de_beber_beber

  • 出品地域

    千葉県

  • Eriosyce eriosyzoides エリオシケ・エリオシゾイデス 黄冥玉 (≒クンツェイ、光輝玉)チリ カキ仔 発根済 ホリドカクタス ヒルホカクタス_1
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  • Eriosyce eriosyzoides エリオシケ・エリオシゾイデス 黄冥玉 (≒クンツェイ、光輝玉)チリ カキ仔 発根済 ホリドカクタス ヒルホカクタス_5
学名:Eriosyce eriosyzoides
          =Horridocactus eriosyzoides
          =Pyrrhocactus eriosyzoides
          =Eriosyce kunzei ???
和名:エリオシケ・エリオシゾイデス、黄冥玉(=?エリオシケ・クンツェイ、光輝玉)
産地:チリ(VICUNA, Copuimbo,CHILE)
株状態:カキ仔発根株
サイズ:球径約5cm、高さ(鉢上)約1.5cm
管理期間:約1年
鉢:国産実験用磁器るつぼ(鉢底穴増設)
説明:
ベランダ整理のためEriosyce属(エリオシケ属)を出しています。本属は、国内では一部の種を除いて、なかなか入手難な種も多いかと思います。サボテンについては同梱対応しますので、取引メッセージでご連絡ください。

本種は、山岳系の種として知られていますが、分類学的になかなかに大混乱しており、E. kunzei(=E. confinis)とE. atroviridisとの関係が、学説によって大きく変わります。まず、E. kunzeiという学名が非常に古く(1886年新種記載)、タイプ産地が不明のため、どの種に当てるのか論争があります。キーポイントになるのが、同時に採集されたサボテン種と現地の環境記録で薄っすらと雪が積もるとあります。大きくは①eriosyzoidesに当てる説、②confinisに当てる説の2通りがあり、どちらの説をとるかで研究者の間でも真っ二つとなります。

F. Ritterは②説、F. Kattermannは①説といった具合で、D. HantはNew Cactus Lexiconではkunzeiという学名は使うべきでないと保留種扱いとしました。最近では、COPIAPO周辺にも積雪があったことから、H. E. Walterが②説に軍配をあげています。今後も蒸し返される議論になるかと思います。

また、近縁種とされるE. atroviridisですが、分布最北端のVALLENARで混生しており、近年はeriosyzoidesの亜種という扱いになっていることが多くなりました(E. eriosyzoides ssp. atroviridis)。ところが、遺伝子解析の結果、E. atroviridisの独立性が示されて、また分かれていたりします。個人的には、少なくともE. eriosyzoidesはkunzeiと呼ばないほうが良いなと感じています。

Eriosyceにしては大型化し、産地によっては樽形や柱形になります。形態的には発達した太い湾曲棘に覆われ、棘色は黄色系と灰黒色系に分かれ、花は大きな漏斗状で黄色系とサーモンピンク系に分かれます。黄色系の棘を持つ集団は、主に分布南部のVICUNAあたりに現れ、野外株は金色のマリモのような風体になります。

本株は約1年前に大株からの仔吹き部分を切り取った挿木の発根株となります。元株はVICUNA産で入手しており、黄色棘が密生するタイプとなります。なお、仔吹き自体がやや曲がって歪みがありますが、結構大きくなる種ですので、そのうち整ってくると思います。なお、発根はまだ弱いので、このままで1年置くことをお勧めします。動きはEriosyceらしく遅いので、じっくり育てて頂ければと思います。 

<Eriosyce属について>
南米のEriosyce属(エリオシケ属)は、もともとEriosyce、Pyrrhocactus、Horridocactus、Islaya、Neochilenia、Neoporteria、Thelocephala、Chileorebutia等に割れており、所属する種の移動も激しい状態でしたが、1994年F. Kattermannにより、これら全てがEriosyce属に統合する説が提唱されています。同じ種が色々な属名で売られているのは、このためです。現在までも、この考え方は概ね支持されており、遺伝子解析の結果もこの概念を支持していますので、当面は分類学的にはEriosyce1属主義が続くでしょう。

また、種レベルの同定も特徴が掴みづらく、札落ちした株の同定は苦労することもしばしば。開花しないと判然としないものが、かなりあります。残念ながら、国内外のナーセリーで売られている株にも、一定数誤同定が混ざっていますので、油断ができません。数年後に花を見て、同定が間違っていたことに気づくこともしばしばあります。

分類学的な混乱も甚だしく、三桁のシノニム(同物異名)があり、どの種がどの種のシノニムなのかを調べるのが一苦労で、網羅的な日本語の解説書は存在しません。このため各種の正体を調べようとすると、それなりに海外学術文献を読み解かないと、その実態が掴めません。ここが本属のとっつきにくさかと思いますし、国内でイマイチ流行らない理由の一つかもしれません。

一方で、非常に多様な姿でありながら、シックでバランスの良い姿、大振りでありながら派手すぎない絶妙なカラーの花などが特筆に値するかと思います。地域や個体によるバリエーションも多いことから、同地域に生育する大人気のCopiapoa属とは、また違った魅力があるかと思いますし、殆どが中小型なこともあり、日本の住宅事情にも優しいかと思います。

<栽培環境について>
・こちらは関東地方のマンションでの素人栽培となります。周年ベランダ管理が基本となり、一部の例外を除いて、厳しい潅水と盛夏期と厳冬期以外は無遮光で管理をし、冬季の加温もしていません。このため、多少の葉焼けや先枝枯れのある場合があります。
・白色の磁器鉢について、質問がありますので書いておきます。Eriosyce属は、涼しい環境を好み、夏場の暑さや鉢内の蒸れに弱い傾向にある一方で、寒さには非常に強く、冬期でも潅水すれば動きます。このため厳しい夏越しをメインに考え、日光で熱を蓄えにくい白色の磁器鉢を採用しています。また、時間をかけて締まった株にするために、軽石等を多く混ぜ込み、空間が多く水はけの良い土を採用しています。こちらの方法で問題なく旺盛に根を張っていきますので、ご安心ください。世界有数の乾燥地帯の植物ですので、小さい株でも数ヶ月は乾燥に耐えます。

<取引について>
・新規の方、低評価の方、悪い評価の多い方は、入札を取り消す場合があります。
・落札後のご連絡は48時間以内、ご入金(Yahooかんたん決済)は3日以内でお願いします。連絡をいただけない場合は予告なしに落札を取り消す場合があります。
・原則、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。なお、不測の事態があった場合は、ご連絡下さい。
・仕事の都合上、出張等が多いため、スピーディな対応が難しい場合があります。
・こちらが非常識な方と判断した場合は、取引を停止させて頂きます。

<発送について>
・写真の鉢ごと発送予定です。抜き苗発送は致しません。
・発送はゆうパックの着払いのみとします。
・最近、郵送事故が多いように感じています。事故等がありましたら、ご連絡ください。可能な限り、対応します。
・申し訳ないのですが、仕事の都合上、発送は不定期ですので、ご了承の上で入札ください。
・梱包には細心の注意を払いますが、発送時に落葉・落枝、土こぼれの可能性があります。

<注意事項>
・こちらの植物は、素人の管理株ですので、プロが栽培するような綺麗な株をお求めの方、神経質な方は入札をご遠慮ください。
・野外管理株ですので、虫の付着等の見落としがある可能性があります。
・種毎に異なる栽培のテクニックに関しては情報提供できますが、こちらはプロではありませんので、過剰な質問については対応できません。
・PCやスマートフォン等のモニター環境により、色が異なって見えることがあります。
・生き物ですので、成長や落葉等、お届け時には画像と多少変わっている場合があります。
・不明点がありましたら、事前にご質問ください。