ヤマハのコルネットマウスピースは2022年10月から20%以上大幅に値上げされて、現在 定価 6,380円で販売されています。
外形はロングタイプと言われるもので、デニス・ウィックなどの全長が短めのコルネットマウスピースに比べると、全長が長めのデザインになっています。ヴィンセント・バックなどのコルネット用マウスピースと同じタイプです。
コルネット本体のマウスピースレシーバーは、ロングタイプでもショートタイプでもシャンクは共通で、どのメーカーのどんなタイプのコルネットにも装着することができます。
ヤマハの金管楽器のマウスピースは、現在でもV.バックではなくシルキーのマウスピースに準じた型番表記になっています。
リム内径が大きくなるにしたがって数字も大きくなる番号の体系で、リム内径とカップの深さの他に、リムの形状とバックボアの形状まで大別できる優れたラベリングです。
「15C4」のメーカー発表の仕様は、
「明確なリムバイトに典型的なUカップの組み合わせ。力強く華やかな音色を持ち、上級者向き。」
と解説されています。
V.バックのマウスピースで非常に人気のある3C〜1-1/2Cに近いサイズになります。
また同じヤマハの「16C4」はリム内径が17.00mmということになっていますが、16C4とのたった0.02mmのリム内径の違い以上に感触が異なります。
「16C4」と比べるとリムは厚すぎず、フラット気味な形状です。
自然にアンブシュアをキープしやすい形状で、ぜひ試していただきたいリムです。
どの程度の大きさのリム内径が最適なのかは人それぞれですが、今使っているマウスピースで唇が少し窮屈に感じたり、音の跳躍やリップスラーがうまくいかないような方にも試していただくと良いと思います。
リム内径が大きすぎて、高音域が出しにくいというようなサイズではありませんので、人によっては今までの悩みが一気に解決するようなこともあると思います。
唇のやや厚めの方や、歯や体の大きい方はこの程度の大きさのマウスピースの方がしっくりくることが多いように思います。
V.バックのコルネットマウスピースを使っていて音色が少し薄っぺらいのが気になっている方も、吹奏感や音色の異なるヤマハの15C4を使って新しい体感を得られると思います。
V.バックのCカップと比べると、カップはわずかに深めになっています。
またデニス・ウィックなどのブリティッシュスタイルのとても深いカップのコルネットマウスピースだと音色が柔らかすぎて響かない、あと音量も不足気味だと感じていらっしゃる方にも、絶妙な深さのカップになっていて非常に良い選択になると思います。
ヤマハの「15C4」は出来の良さの割には製作数が少なく中古で出ることも少ないので、気になっていた方は入手できる良い機会になると思います。
状態はところどころ小キズとリムの外側エッジ付近にキズが見受けられますが、どれも演奏には支障のない程度のものです。銀メッキの状態は良好で、美しく輝いています。
カップ、スロート、バックボアからシャンク先端にかけて、精緻で美しく仕上げられています。
マウスピースの表面とカップ内からバックボア、シャンク先端まで、綺麗に洗浄して適度に磨いてありますので、汚れなどの心配のまったくない清潔な状態にしてあります。
おてがる配送 ネコポスで、日本全国送料無料にてお送りします。
ネコポスはヤマト運輸による匿名配送で、配送状況の追跡が可能です。
基本的にはポストに投函されるようですが、ポストに入らない場合は配達員の方からの手渡しになるので安心です。
上手く緩衝材を使いますので、厚み3cm以内での梱包でもまったく心配なくお送りできます。
厳重に梱包の上、ご送付いたします。
「15C4」のメーカー発表の仕様は、
V.バックのマウスピースで非常に人気のある3C〜1-1/2Cに近いサイズになります。
状態はところどころ小キズとリムの外側エッジ付近にキズが見受けられますが、どれも演奏には支障のない程度のものです。銀メッキの状態は良好で、美しく輝いています。